2007年05月29日

占いは統計か、スピリチュアリズムか

ポクポンはスピリチュアルな人形です。魔除けや占いと切り離せません。

さて、その占いにも実にさまざまなものあります。
四柱推命、占星術、ホロスコープ、九星気学、算命学、六星占術(細木数子)、動物占い、血液型占い、誕生日占い・・・
数え上げればそれこそキリがありません。

占いとはかくも多様な方法で、人の心の内や運勢、将来など、本来、見えないものを判断する方法です。

占いの本質は「統計」なのでしょうか? 中国数千年の歴史の中で膨大なデータが積み重ねられ、多くの易者が試行錯誤を繰り返した結果、たどりついた統計的結論、それが占いである、とする説はそれなりに説得力があります。

一方、占いは統計学ではなく、独自の理論と個々の占い師の経験、ひらめきで形成されるもので、まったく科学ではないとする説もあります。

それにしても、占星術、ホロスコープ、九星気学、すべて星の運行にかかわる占いが多いですね。古代においては占星術は天文学そのものであった、と思われますが、自然科学の発達とともに天文学は占いの世界から離別しました。

占いは過去も現在もそしておそらくは未来に渡っても、科学ではありえない、なじまない分野だと思われます。それゆえ、占いは信憑性が科学的に証明されていないと指摘されますが、占われる人が占いを信じていれば、かなりの影響力を発揮するものです。

そして、占いを信じる人が少なくないため、占いはビジネスとして成立し、中には霊感商法など悪徳商法に利用する者も後を絶ちません。

一方、易者のひらめき、霊感に重きを置く占いもあります。霊感占い、前世占いなどがそうですね。江原啓之さんはスピリチュアルな世界は実在し、誰でもそれが見えたのに、長ずるにつれてその能力を失ったのだ、スピリチュアルな世界は今や科学されている、と指摘します。

霊が語りかける世界は、統計とは相容れない世界ですが、細木数子さんは易者、江原啓之さんはスピリチュアリストということでしょうか。


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2007年05月02日

ポクポンのバックボーン、ブードゥー教

ブードゥー教(Voodoo)は、カリブ海の島国ハイチやアメリカ南部のニューオーリンズ、西アフリカなどで信仰されている民間信仰です。

「ブードゥー」は英語読みで、ハイチや西アフリカではヴォドゥン(Vodun)と呼び、「精霊」の意味だそうです。

ドラムを使ったダンスや歌、動物の生贄、神が乗り移る「神がかり」などからなります。その風変わりな儀式であまりにも有名なブードゥー教ですが、ブードゥーおよび類似信仰の信者は、全世界で五千万人にも上るといいます。

ハイチはキューバの南東に浮かぶ島、イスパニョーラ島にあり、隣がドミニカ共和国です。フランスの植民地の時代に、多くのアフリカ人奴隷が連れてこられ、奴隷として酷使された歴史があります。ニューオーリンズも同様にアフリカ系黒人の多い地域です。西アフリカが起源の宗教なのでしょう。

そして、なにより「ブードゥー」といえば、ゾンビでしょう。ゾンビとは何らかの力で死体のまま蘇った人間ののことですね。ホラーやファンタジー作品などによく登場します。

ゾンビの語源は蛇だそうです。元は西インド諸島に起源を持つブードゥー教の教義に強い精神力を持つ者が死者を蘇らせ意のままに動かすというものがあり、この蘇った死者をゾンビと呼びました。死体であるため疲れを知らず、ロボットのように働くため、ハイチやその周辺では貴重な労働力として農園で使われたといわれます。

これは死者を蘇らせるというよりは幻覚剤の一種を用いて、生きた人間の記憶や意志を奪って使役する術であるという説もあるそうです。

このようなブードゥー教をバックにして、タイのポクポンはあるのです。一体一体にまじないがかけられ、ポクポンが厄を払ってくれるのかが分かるような気がしませんか? あの愛らしい外観とのギャップがポクポン人気なのかもしれませんね。
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2007年05月01日

ポクポン(POK-PONG)ってな〜に?

『ポクポン(POK-PONG)』とはタイ語で厄除け、お守りの意味です。タイには昔から伝わる『ブードゥドール』と呼ばれる人形がありました。毛糸をぐるぐると巻いて作られた人形です。『ブードゥドール』はもともとはブードゥの呪術に用いる人形なんだそうです。えぇ、日本のわら人形に相当するものですね。

ポクポンはそのブードゥドールを現代的にアレンジしたものです。ひとつひとつ手作りで、素朴でユーモラスな表情がポクポンが愛される理由でしょう。

タイでお守りとして自分自身や愛する家族や子供のために、手作りされる伝統のアイテムです。肌身はなさずに身につけていると、持ち主の代わりに災厄を引き受けてくれるといいます。

日本では2006年頃から女子高生を中心にクチコミで流行し始めました。携帯ストラップやキーホルダーとして用いられているようです。その種類は300種類を越え、それぞれが違う願いを叶えてくれるとされています。ポクポンが壊れた時は、厄を食べてくれた証(あかし)とされており、部屋の大切なところにしまうと良いとされています。

このようにポクポンは単なる愛らしい人形ではなく、本来、一体一体にまじないがかけられたスピリチュアルな人形なのです。

ただ、最近になって中国製のものがかなり出回っているようです。単なるマスコットと考える方はこれでもいいのでしょうが、ポクポンの由来を考えると、中国製はやはりただのコピー商品であって、スピリチュアルな世界まで写し取ってくれてはいないと考えるべきでしょう。

もっとディープなブードゥ教などのスピリチュアルな世界の話題は、このあと続けていきます。ご期待くださいね。
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